島根県は出雲大社・石見銀山など日本の歴史・神話と深く結びついた地域で、日本最古の歌集「万葉集」にも島根の酒が詠まれています。神々の宴で飲まれた酒の伝説が残る出雲の地で、今も伝統ある酒造りが続けられています。

松江市の李白酒造は「李白」ブランドで、漢詩の酒仙・李白にちなんだ名の通り文化的な香りのする酒を醸しています。出雲市の板倉酒造は「十旭日(じゅうきょくじつ)」で、古来の生もと造りにこだわった個性的な酒が全国の日本酒ファンに愛されています。島根の日本酒は宍道湖のしじみや日本海の新鮮な魚介と合わせることで真価を発揮します。神在月(旧暦10月)に全国の神々が集う出雲大社での神事にも日本酒は欠かせません。