宮城県の日本酒は、「食中酒」として食事との相性を大切にした端麗な酒質が魅力です。仙台平野で育まれた良質な米と、蔵王連峰など奥羽山脈に源を発する清冽な伏流水が、上品で飲み飽きない酒を生み出しています。
大崎市(旧松山町)の「一ノ蔵」は宮城県を代表する大手蔵で、発泡清酒「すず音」が全国的なヒットとなりました。加美町の新澤醸造店が醸す「伯楽星」は「究極の食中酒」をコンセプトに、全国のレストランや酒販店で高い評価を受けています。仙台の「勝山」は伊達家御用達の歴史を持つ老舗で、エレガントな酒質が特徴です。2011年の東日本大震災後も多くの蔵が復活し、今日の宮城の酒文化を力強く支えています。