福島県は近年、全国新酒鑑評会で金賞受賞数が連続して全国1位を獲得するなど、日本酒の品質において全国トップレベルを誇ります。会津地方、中通り、浜通りという三つの地域それぞれで、異なる気候と水質を活かした個性的な酒が醸されています。
会津坂下町の国権酒造は「国権」で地元に愛され、会津の豊かな雪解け水を使った丁寧な酒造りを続けています。廃業の危機から復活した廣木酒造本店の「飛露喜」は、全国の日本酒ファンから絶大な支持を受ける人気銘柄です。二本松市の大七酒造は生もと造りにこだわり、伝統的な製法で複雑な旨みを持つ酒を醸しています。東日本大震災と原発事故を乗り越え、福島の酒蔵は強さと誇りを持って酒造りを続けています。